演奏動画 平均律クラヴィーア曲集第1巻第3番 嬰ハ長調


今日は、平均律クラヴィーア曲集第1巻第3番 嬰ハ長調の

演奏動画をお届けします。

(なかなか編集できずにおりました 汗)




 J.S.Bach 

Das Wohltemperierte Klavier,1 teil, Cis Dur BWV848 

Piano Miyuki Kodama 


平均律クラヴィーア曲集第1巻 第3番 嬰ハ長調 

ピアノ こだま美由希 




7つも調号のつく嬰ハ長調。 

異名同音としては、調号5つの変ニ長調だが 

第2巻も同じく嬰ハ長調で書かれているので 

バッハがこの調に対し、想いがあるのだろう。 


シャープ系とフラット系では奏者の感じ方もまるで違う。 

シャープ系であるからこそ、

とてもプレリュードは
喜びあふれる印象に感じることができる。 


プレリュード 

8小節ごとに交替していくフレーズ。 

16分音符で終始喜びあふれんばかりに動き 

それに対し跳躍する音程で躍動感を印象付ける。 

63小節目からの徐々に飛び跳ねていくようなところは 

のちに補筆されたとか。 

16分休符が非常に活きる使い方。 

確固とした和音、和声進行の中で
喜び、躍動感、飛び跳ねていく感じ 

そういったものを巧みに表現しているといえよう。 


フーガ 

第2曲同様、ストレッタは1回も使用されていない。 

16分音符の6度の動きは、プレリュード同様
躍動感、喜びを感じる。 

主題が出てくるたびおかれている対位部の他の2声部が 

固定されている面でハ短調とよく似ている。 

なんだかこの曲を演奏していると
神様から祝福されているように感じる。 

そして非常に喜びあふれている。 

その表現のためには、やはり嬰ハ長調でなくてはならなかったのだとも思う。 


インヴェンション→シンフォニア→平均律クラヴィーア曲集 

順序立てて同じ調整そしてレベルがあがることで増える調性、 

そして常に新たな学びにより
分析能力、作曲、テクニック、思考力 

そんなことをきちんとそのレベルに応じて学んでいけるよう 

バッハおじさんは導いてくれていると、以前にも増して思う。 


平均律というものが現れ、とても便利になり

緊張感のある響きそしてその後の解決、、、

ときに予想を外れる和声の進行など 

そういったものが いかに画期的だったかと。 


調性、転調、和声を常に意識して

学び、演奏しなければいけないことが
わかりますね!    

こだま美由希オフィシャルピアノ教室

ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、これまでにPTNA G級西日本大会にて奨励賞受賞、広島交響楽団と共演。広島県広島市在住の音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト。 英才教育の一環として子供にピアノを活かせるエリートジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を嗜む傍ら、演奏家として歩む道をレクチャーしています。

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