「平和の夕べ」コンサート / ピアノ ネルソン=フレイレ

今日は、広島は73回目の原爆の日。

毎年、同じことしか言っていない自分がおりますが・・

やはり二度と同じことが起こらないことを願い、祈ります。。


さて

昨日は「平和の夕べ」コンサートへ。。

指揮 秋山和慶先生

ピアノ ネルソン=フレイレ

広島交響楽団


ブラームス:交響曲第3番ヘ長調

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調

〜ブラームスは愛の調べ〜

  苦悩、祈り、そして喜びへ


豪雨災害もあったこともありはじめにG線上のアリアの献奏。


今回、楽しみにしていたのはネルソン=フレイレ様の演奏。

御年、74歳。。

演奏はとてもなんというか肩の力が抜けているというか

かなりのフォルテのところも、オケの音量の上に

ピアノの音色がのっかって聴こえてくる。


そして、ピアノやピアニッシモ。

これは極上のベールとでもいいましょうか。

甘味でそれでいて上質でフワッと降り注ぐ感じ。。

お人柄でしょうか、温かさが伝わる。


ミスタッチもなければ、体の無駄な動きもない。。

巨匠は違うなあ・・・って思いながら拝聴。

ブラジルご出身。

類稀なる才能に親御さんが気づかれたのが

5歳のときらしい。

その後、ブラジル大統領からの奨学金を受け

ウィーンにてオーストリア人の巨匠 グルダに師事。



脱線するけど南米は優秀な音楽家が多いのよね。

アルゼンチン出身の、ユダヤ人ピアニスト・指揮者でもる

バレンボイム。

アルゼンチン、ブエノスアイレス出身のピアニストのアルゲリッチ。

チリ出身のアラウなどなど・・

錚々たる人たち。


メキシコ人の友人が教えてくれ、

一度現地でその様子を見たらいいということで

現地へ行って思ったのは

本当に国を挙げてクラシック音楽で健全な国民(若い人)を

育てようとしていること。

要は勉学のみでなく、心を養うことをとても重要視している。

そうすれば犯罪も減るし、犯罪に巻き込まれるリスクも減る。


ベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラも然り。

日本は自治体が上辺だけ真似たところもあるけど

なかなか上手くいってないところも多い。


ちょっと志と覚悟が違いすぎる・・・

ブラームスの成熟期・全盛期の代表作の

50分にも及ぶピアノ協奏曲第2番。

45歳から48歳頃に渡り作曲した作品。


壮大でそれでいて甘味なメロディ



ブラームスがチェロやヴィオラ、クラリネットなどにも

詳しいことがとてもよくわかる。

なぜなら、ツボをオサエタ?挿入だから 笑


50分という大作を、時間も忘れ(我も忘れ?)

陶酔させていただきました。


ずっと第1線を走るって並大抵じゃないなあ。。

才能もあってこそだけど、見えない研鑽の賜物でもありますね。


今はコンクールもたけなわで

結果、結果という風潮もありますが

芸術ってどんな形であれ、息長く続けて見えてくることって多いです。

特にヒトトシとったら?自分のテンポで携わりながら

成長もさせてもらえばいいのではないかなと。


若い頃はテクニックやメンタル、マインドをコンクールを上手に利用して

成長していけばいい。


お年を召した方の演奏はいろんなことを感じさせてくれますね^^


私は私のテンポでやっていこうと思っております。。










こだま美由希ピアノ教室・広島

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、これまでにPTNA G級西日本大会にて奨励賞受賞、広島交響楽団と共演。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト。 英才教育の一環として子供にピアノを活かせるエリートジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を嗜む傍ら、演奏家として歩む道をレクチャーしています。

0コメント

  • 1000 / 1000