107歳 生きるなら きれいに生きよう! 嘉納愛子著

「107歳 生きるなら きれいに生きよう!」

嘉納愛子著


著者を存じ上げて手に取ったのではなく

著者と目があって??手に取ってみると

声楽家であり指導者であり、、

数少ない山田耕筰の愛弟子であり

山田耕筰の後輩でもあり支援者でもある

由緒ある旧家のかたとご結婚。


男の子を授かられるけど、11歳にて天国へ。


ご存命かしらと調べると2年前に他界されていて。。


相愛大学ご出身のかたはよくご存知なのでしょうね^^


明治、大正、昭和、平成と駆け抜けた女性、音楽家として

軽やかな文章の中に、そのときそのときの時代の流れ

ご自身の運命や宿命に抗うことなく

たくましく、力強く生きぬかれた姿が拝見できます。

(戦争というものは、多くの人の人生を変えてしまうものですね・・・)


山田耕筰さんといえば、我々は教科書の人ですが

赤とんぼの作曲者は? とか

からたちの花の作曲者は? といった感じでテストに出たような。。


拝読するとどんな人だったのか垣間見れた感じで

親しみが湧きますね。


「音楽の無限の力」ってなんだろう。。


世の中では、

音楽をやって何になる とか

お金だけかかってモノにならない  とか

あまり音楽に親しむことがないままの方からは

厳しいというか、否定的というか

そんなお言葉を見たり聞いたりすることもありますが

目先だけ追うのであれば良さはわからないと思うんです。


女性であれば結婚、出産、子育てにより

音楽から練習から遠のく人も多い。


完全に遠のいているかといえば、私はそうじゃないと思います。


私の周りの音楽家のお知り合いや友人は子育て上手が多い。

ピアノをご自身が継続したこと、レッスンから学んだことが

子育てに大いに活かされていると感じます。

お子さんが世の中の多くの人が憧れる進学校や大学などに進んだり

ピアノや他の楽器もかなりの腕前であったり。。

それでいて性格もよい子が多い。

子育てひと段落してまた本腰入れる人や

自分のペースでたしなむ人、各々それぞれのスタンス、

次世代を素晴らしい人財に育て上げるということは

これはとても偉大な仕事。

私は素晴らしいなあと思いながら拝見しています。


音楽を継続するとまあ、本気でやればやるほど

いろんな試練というか、いろんなことあります。

挫折もあります、早い段階で。


若い頃、がむしゃらにとことん向き合ったモノがある人は

歳を重ねて様々な試練が訪れたとき

それを避けることはできないけど

心折れることなくたくましく乗り越えている人が多いですよね。


音楽の力というものを静かな語り口でお教えいただいているような・・

音楽で挫折して遠のいている・・という人もおられたら

お読みになってみるといいと思います。


人生の先輩、女性として、音楽家として頭が下がりました。


私もただただ

もう少し上手になりたい、次はここを改善してみようと

諦め悪く???やってきたら、あら、ここまできてしまった・・

だけど著者からすればまだまだヒヨコですね 笑


自分自身、いくつまで生かされるかは神のみぞ知る ですが

いくつになっても最期まで美しさを求めていきたいものです^^


音楽 

役に立つか 立たないか 

立てるか 立てないか 


力に変えるも変えないも、 

その人それぞれの考え方なのでしょう。。









こだま美由希ピアノ教室・広島

広島市中区にてピアノ教室主宰。ドイツ国立デトモルト音楽大学卒業、ドイツ留学中、ドイツ・イタリアにて演奏活動、これまでにPTNA G級西日本大会にて奨励賞受賞、広島交響楽団と共演。音色から情熱と愛を紡ぎだすピアニスト。 英才教育の一環として子供にピアノを活かせるエリートジュニアクラスや初心者の大人でも基礎から楽しく学び、趣味としてピアノ演奏を嗜む傍ら、演奏家として歩む道をレクチャーしています。

0コメント

  • 1000 / 1000